文献情報
タイトル | |
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日本語学習者が終助詞の適切な用法とイントネーションを学べるデジタル教材の開発と検証 | |
著者 | |
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アブストラクト | |
日本語における「~よ」「~ね」などの文末の終助詞は日本語のコミュニケーションの中で重要な役割を果たしているが,現在の日本語教育の教材において,教師による授業であれ自学用のデジタル教材であれ,終助詞に対する指導が充分に行き届いていない現状がある.本研究では,シーン動画と解説動画による教育動画コンテンツの開発に加え,学習者が実践的な発音練習を行えるようにするため,自動音声分析・可視化・評価などの機能を備えた外国語教育用オンライン音声教材を構築できるオーサリングシステムを用いて,イントネーションの発音練習タスクを設定した.開発した教材を試用してもらい効果を検証するため,日本語習熟度が中~上級レベルの21名の日本語学習者を対象に実験を行った.結果として,オーサリングシステムを用いた終助詞のイントネーション発音練習タスクの中で,1回目よりその後の実施の自動評価スコアが上がったものが80.5%,1回目と比較してその後のスコアの平均値が上がったものが64.4%であり,一定のイントネーション練習効果があったことが示された.また,評価アンケートでは,参加者全員が今回の終助詞のデジタル教材とイントネーション練習の有用性を高く評価した.たとえば「イントネーションの練習への評価」に対する回答平均値は7段階中6.43,「今後も本教材を使用し続けたい意欲」への回答平均値は7段階中6.24であった. |
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雑誌名 | |
インタラクション2024論文集 © 2024 情報処理学会 |
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論文ID | |
3P-93 | |
ページ | |
1465-1469 | |
発行日 | |
2024年2月28日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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