情報処理学会 インタラクション2024

文献情報

タイトル
草むら歩行時の脚部に草が当たる感覚の分析と新しい歩行感覚提示手法への応用可能性の検討
著者
  • 豊浦 風羽(電通大)
  • 畠山 響(電通大)
  • 佐藤 俊樹(北陸先端大)
アブストラクト
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足や体でかき分けて移動するような状況下では足首よりも上の部位への感覚提示が現実感の高い歩行感覚を得るために必要である.そこで本研究では,「草むら」歩行時の脚部に草が当たる感覚を実際に検証・分析し,新しい歩行感覚提示手法を検討する.検証の結果,草の種類や移動の方法に関わらず,脚部に草が当たる感覚は2パターンであると分かった.足を水平に移動させたときは,線形状から面形状へと変化する接触感覚,足を上下に移動させたときは,面形状の接触感覚が得られることが明らかになった.この分析結果より,シームレスな草の接触感覚の変化を再現した新たな歩行感覚提示手法を提案する.

雑誌名
インタラクション2024論文集
© 2024 情報処理学会
論文ID
3P-97
ページ
1479-1481
発行日
2024年2月28日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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