情報処理学会 インタラクション2024

文献情報

タイトル
オンライントレーニングにおいて匿名性を保ったまま集団を意識づける手法の提案
著者
  • 岸田 裕大(立命館大)
  • 西村 拓海(立命館大)
  • 松村 耕平(立命館大)
  • 岡藤 勇希(立命館大/サイバーエージェント)
アブストラクト
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運動を行う上でグループのメンバーとの集団意識が運動のパフォーマンスやモチベーションに影響を与えることがスポーツ心理学の分野による研究で明らかになっている.新型コロナウィルス感染症の影響により,対面でのグループトレーニングの実施が難しくなり,フィットネス企業はオンライントレーニングに注力した.しかし,オンライントレーニングでは,プライバシーの問題や,他参加者とのコミュニケーションの取りづらさなどから,参加者同士の集団意識の低下,その影響によるモチベーションの低下が問題となる.そこで本研究では,オンライントレーニングにおいて匿名性を保ったまま集団を意識付ける関与手法を開発した.Web会議システムであるZoomを用いたトレーニングにおいて提案システムとカメラ・マイクを用いた場合による比較実験を行い,集団意識とモチベーションに関するアンケートとインタビュー調査を実施した.

雑誌名
インタラクション2024論文集
© 2024 情報処理学会
論文ID
INT24016
ページ
136-145
発行日
2024年2月28日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
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