文献情報
タイトル | |
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VR空間における映像と前庭感覚提示の組み合わせによる傾斜の提示効果の実験的調査 ―IVRC参加作品「グラビティ・パラドックス」での事例― | |
著者 | |
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アブストラクト | |
![]() 筆者らは,IVRC2024 でインタラクティブ作品「グラビティ・パラドックス」を出展した.この作品では,重力を操りながら仕掛けをくぐり抜け,館から脱出する体験をする.作品における重力の変化は,HMDからの映像提示と,自作の1軸モーションベースによる傾斜の提示で表現した.展示においては,この組み合わせが効果的に機能し,体験者は「重力の変化」を楽しんでいるようだった.本稿では,この組み合わせ効果を,実験的に調査する.モーションベースによる傾斜の提示の有無と,HMDの映像で提示する傾斜の組み合わせで,条件を変えながら,利用者がどれほどの傾斜を感じているかを調べた.前・後ろいずれの傾斜の提示の場合でも,モーションベースによる傾斜が提示された場合のほうが映像で提示された傾きをより大きく感じることがわかった. |
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雑誌名 | |
インタラクション2025論文集 © 2025 情報処理学会 |
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論文ID | |
1A-15 | |
ページ | |
282-286 | |
発行日 | |
2025年2月23日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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