情報処理学会 インタラクション2025

文献情報

タイトル
立体ディスプレイを用いた雪像点群探索システムの開発と点群データ遷移手法の検討
著者
  • 青木 鞠乃(北海道情報大)
  • 伊藤 正彦(北海道情報大)
アブストラクト
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本研究では,さっぽろ雪まつりにて展示された雪像作品の鑑賞体験を,他者に共有するためのシステムを提案する.実物の保存が困難な雪像作品を点群データとして記録し,立体ディスプレイ「Looking Glass」を用いて,詳細な体験の共有を可能にする.本システムはレイヤー構造を持つ探索空間を構築し,雪像作品一覧,個別の雪像作品,雪像作品の制作過程を鑑賞することができる.また,鑑賞体験の質を向上させるため,データ遷移の用途に応じて,複数の遷移パターンを実装した.これらを利用した評価実験を通じて,点群データの遷移におけるアニメーション利用の有用性を確認できた.

雑誌名
インタラクション2025論文集
© 2025 情報処理学会
論文ID
1C-61
ページ
460-465
発行日
2025年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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