情報処理学会 インタラクション2025

本研究では,照明機材の操作などにおけるリアルタイム制御の補助を目的として，機械学習による手書きシンボルの判別を制御パターンの判別手法として採用した，小型制御用デバイスについて提案を行う．本研究の目的は，照明機材などの大規模な機材を操作する場合などを主として，視覚的自由度の少ない状況にあるユーザが，直感的に制御パターンの呼び出しを行えるようなデバイスおよびそれに適したシンボルを実装し，リアルタイム性を確保しつつ，ユーザが照明等の操作を行いやすい環境を提供することである．本稿では，研究内容及び今後の展望について報告し，機械学習による画像分類をハードウェアの入力手法として取り入れることの有用性を検討する．