情報処理学会 インタラクション2025

文献情報

タイトル
障害の有無を超えた共生体験を促す複数のインタフェースを持つ体験型インスタレーションの制作
著者
  • 中濱 佑太(立命館大)
  • 望月 茂徳(立命館大)
  • 大島 登志一(立命館大)
アブストラクト
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本研究は,多様な人々が個性や特徴を尊重し合い共存することを目指すインクルージョンの理念を基盤に,障害の有無に関わらず参加可能なインターフェースを持つ体験型の映像インスタレーション作品を制作した.具体的には,振動センサを取り付けた太鼓を叩くと,スクリーンに花火の映像が映し出され,手や腕を動かせないなどの肢体不自由があっても,瞬きをするだけでも同様の体験ができるシステムを開発した本作品の体験を通じて,障害のある人には自己表現の機会と他者とのつながりを,健常者には多様性の豊かさや共生の意義への気づきをもたらし,共生の意義や多様性の豊かさを感じる機会を創出することを目指す.

雑誌名
インタラクション2025論文集
© 2025 情報処理学会
論文ID
2A-03
ページ
622-625
発行日
2025年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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