情報処理学会 インタラクション2025

文献情報

タイトル
グループワーク参加者の個人特性とワーク中の意識変容に基づく最適な支援タイミングの基礎的検討
著者
  • 五十嵐 百笑(東京電機大)
  • 山本 景子(東京電機大)
アブストラクト
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近年,大学教育ではグループワークを取り入れた授業が増加している.グループワークでは,学生が自立的に協力して取り組むことが重要であるが,グループ内での解決が困難な問題が発生した場合には,教員や学生アシスタントの支援が必要となる.しかし,過剰な支援は学生の自主性を損ない,グループワークの価値を低下させる恐れがある.また,学生の性格やワークへの取り組み方は異なるため,最適なタイミングで支援を行うことは容易ではない.そこで本研究では,グループワーク参加者のBig Five性格特性,社会的スキル,ワークに対するモチベーションの3種類の個人特性とワーク中の意識変容を調査することで,グループ個々に支援を行うべきタイミングの分析を目指す.

雑誌名
インタラクション2025論文集
© 2025 情報処理学会
論文ID
2P-86
ページ
962-965
発行日
2025年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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