情報処理学会 インタラクション2025

文献情報

タイトル
カスタマーハラスメントの応対スキル訓練に向けたインタラクティブフィードバックの検討
著者
  • 設樂 一碩(富士通)
  • 粟井 修司(富士通)
  • 岩崎 翔(富士通)
  • 吉村 竜哉(富士通)
  • 吉岡 隆宏(富士通)
  • 紺野 剛史(富士通)
アブストラクト
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カスタマーハラスメント(カスハラ)のような困難な社会的状況に直面する接客業の従業員に対し,実践的な応対スキルの向上を支援する学習環境の提供は重要である.その一つのアプローチとして,大規模言語モデルを活用した模擬的なカスハラ応対体験機能と,AIアバターによるフィードバック機能を組み合わせたカスタマーハラスメント体験AIツールが期待される.しかし,従来のフィードバック機能はシステムからの一方向の情報提供に留まっており,体験者が深い学びや納得感を十分に得られないという課題がある.そこで本研究では,双方向の対話形式を採用したインタラクティブフィードバックを提案する.本提案により,体験者の能動的な学びを促し,実践的かつ納得感のある学習環境の実現を目指す.

雑誌名
インタラクション2025論文集
© 2025 情報処理学会
論文ID
3A-03
ページ
1014-1016
発行日
2025年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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