情報処理学会 インタラクション2025

文献情報

タイトル
FakedTopic: 誤情報・偽情報の活用による初対面コミュニケーション支援の試み
著者
  • 佐々木 颯太(北陸先端大)
  • 西本 一志(北陸先端大)
アブストラクト
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近年の内閣府が行った調査によると普段の生活で孤独を感じている人は 4 割程度いると報告されている.この 要因の 1 つとして挙げられるのが初対面時のコミュニケーションである.これは主として話題選出の困難さが影響し ており,これを支援するため様々な話題選出支援システムが提案されてきた.しかしながら,その多くは自身や相手 に関する情報を使用する.初対面の相手との適切な心理的距離を心配する状況で,会話が盛り上がり,心理的距離を 適切に保つ話題を,自己や相手に関する情報から選出することは容易ではない.そこで,本稿ではフェイクニュース の拡散力に注目し,フェイクニュースを表示するディスプレイによる会話支援を試みる.現在は実験中であるため, 詳細な結果についてはシンポジウムの場で報告する.

雑誌名
インタラクション2025論文集
© 2025 情報処理学会
論文ID
3A-14
ページ
1063-1067
発行日
2025年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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