情報処理学会 インタラクション2025

文献情報

タイトル
PLATEAUを活用し,屋内に居ながら街中にいる人と一緒に歩き会話できるシステムの提案
著者
  • 後藤 優太(早大)
  • 中島 達夫(早大)
アブストラクト
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本論文では,屋内にいる人が,街中にいる人と一緒に街を歩く体験を実現するためのシステムの構築と,その効果の検証を行う.主要技術としてデジタルツインを活用する.また,ARグラス,VRヘッドセットといった機器を利用せずにスマートフォンのみで完結するシステムを提案する.提案するシステムは,街中で利用するシステムと,屋内で利用するシステムの2つである.街中で利用するシステムは,Geospatial APIにより自己位置推定を行って街中における自身の位置を特定し,街に対する自身の位置を利用して屋内の人のアバターをAR表示する.屋内で利用するシステムでは国土交通省の提供するPLATEAUデータを活用し,街中の人が居る場所と同じ景色を再現するとともに,自己位置推定された街中の人の位置にアバターを配置する.これにより互いに街中でコミュニケーションを図る体験を実現する.

雑誌名
インタラクション2025論文集
© 2025 情報処理学会
論文ID
3B-24
ページ
1111-1114
発行日
2025年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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