情報処理学会 インタラクション2025

文献情報

タイトル
代償筋肉の使用抑制と目標筋肉に対する意識向上を目指した筋肉トレーニングシステムの提案
著者
  • 張 浩東(京産大)
  • 御手洗 彰(京大)
  • サイ カンウ(京産大)
  • 浅野 友嗣(京産大)
  • 棟方 渚(京産大)
アブストラクト
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本研究では,筋肉トレーニング初学者を対象に,代償筋肉の使用制御と目標筋肉の意識向上を目的とした可視化フィードバックシステムを開発し,その有効性を検証した.実験では,三角筋中部を鍛える「ラテラルレイズ」3を対象とし,筋電位センサーを用いて筋肉の状態をリアルタイムで可視化するシステムを構築し,トレーナーによる指導との効果を比較する実験を行った.結果,初学者の中の筋肉に対する感覚が鈍い実験協力者にはトレーナー指導が姿勢矯正やフォーム改善において有効であることが確認された.また,筋肉に対する感覚が鋭い実験協力者においては,システムによるリアルタイムのフィードバックが即時に自分のパフォーマンス修正に効果をあることがわかった.

雑誌名
インタラクション2025論文集
© 2025 情報処理学会
論文ID
3B-52
ページ
1243-1247
発行日
2025年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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