文献情報
タイトル | |
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空中映像投影技術を応用した奥行き感のある舞台向け映像投影手法 | |
著者 | |
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アブストラクト | |
![]() 再帰性反射を利用した AIRR(Aerial Imaging by Retro-Refraction)方式によって,ハーフミラーと再帰性反射板を組み合わせ,大型化や投影面の前後移動が容易な舞台向けの空中映像技術が開発されてきた.半透明な投影像を前面と後面の双方に映し出し,DFD(Depth-fused 3D)効果を利用して前後の像を融合させることで疑似立体映像を生み出す試みも行われたが,大きな間隔や斜めからの視点では立体感が損なわれる欠点がある.そこで本研究では,中間に立体感を生じさせるのではなく,前後の映像を行き来させる動きに着目し,透視投影による大きさの計算や予備動作を組み合わせることで,あたかも舞台奥から手前へと像が移動してくるような錯視効果を狙った.これにより,あくまで平面映像でありながら,観客に強い奥行きや運動感を演出できる可能性を示している. |
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雑誌名 | |
インタラクション2025論文集 © 2025 情報処理学会 |
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論文ID | |
3C-59 | |
ページ | |
1278-1280 | |
発行日 | |
2025年2月23日 | |
発行所 | |
発行人 | 一般社団法人 情報処理学会 |
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TEL. | 東京 (03) 3518-8374 (代表) |
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