情報処理学会 インタラクション2025

文献情報

タイトル
「哲学」に興味を持ってもらうための 議論を主軸とした AI チャットシステムの提案
著者
  • 和田 蓮児(東京電機大)
  • 山本 景子(東京電機大)
アブストラクト
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AI が発達する現代では,倫理や人間性の観点から哲学の必要性が指摘されている.しかし,実情として,哲学的概念自体の難しさや自身の考え方を表明することに対する恥ずかしさなどから,哲学を敬遠する者が少なくない.現状でも哲学への興味を与えることを目的としたコンテンツやサービスはいくつか存在するが,哲学をしている実感を保ちつつ,哲学に対する難しさと恥ずかしさの双方を解決するアプローチは見当たらない.そこで本研究では,初学者に難しさや恥ずかしさを除いた形で哲学に触れてもらい,興味を持つきっかけを与えるための AI チャットシステムを提案する.学をしている実感の創出」の全てが伴うシステムを提案する.

雑誌名
インタラクション2025論文集
© 2025 情報処理学会
論文ID
3P-85
ページ
1389-1390
発行日
2025年2月23日
発行所
発行人 一般社団法人 情報処理学会
住所 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台一丁目5番地 化学会館4F
TEL. 東京 (03) 3518-8374 (代表)
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